英語を独学する人の間で有名なのが「英語上達完全マップ」。
一体どんな内容なの?と気になりますよね。
この記事では実際にマップを1年以上やり込んだ私が、
- 英語上達完全マップって何?
- 効果ある?
- どんなレベルの人向け?
という疑問にお答えしていきます。
英語を独学する人は全員読んでほしい!と本気で思うくらい、本当に英語が話せるようになるのでおすすめです。
目次
英語上達完全マップって何?
英語上達完全マップとは、独学者向けの英語勉強法で初心者からTOEIC900点前後まで目指せるようになっています。
作ったのは「ドンスラポン」シリーズでおなじみの森沢洋介さんという方です。
英語上達完全マップのおすすめポイントはやり方が網羅されていること。
独学の最初につまずく「まず何からやればいいの?」「どのくらいの量やればいい?」などの疑問をすべて解消してくれます。
英語上達完全マップのやり方
英語上達完全マップマップでは勉強する内容を「トレーニング」と呼んでいます。
トレーニングの内容は大きく次の8つに分かれています。
英語上達完全マップの中身
- 音読
- 瞬間英作文
- 文法
- 精読
- 多読
- 語彙
- リスニング
- 会話
基本的には①音読から順番に始めていき、途中は並行していくつかのトレーニングを行うことになります。
1つ1つのトレーニングの内容や効果ついてはこちらをご覧ください。
→【まとめ】英語上達完全マップの進め方と各トレーニングのやり方
スタート前のレベルと英語上達完全マップの効果
英語上達完全マップで目指せるレベルについて解説します。
スタート時のレベル
英語上達完全マップスタート前の英語力はこのくらいでした。
- 英語は好き(英語の成績だけまあまあ良い方)
- 大学受験用の勉強はしていない
- 10年前くらいに英検準2級を取ってた
- ゆっくりのリスニングはなんとか分かる
- スピーキング力は皆無(Helloレベル)
学生時代は文系だったので英語は好きな方でしたが、元々特別頭が良いという訳ではないです。
大学は推薦だったので、ゴリゴリに難しい単語を覚えたり英文読解に励んだ経験はなし。
運用能力としては、超ゆっくりとした短い英語はなんとか聞き取れるけど、スピーキングについては恥ずかしいくらいのレベルでした。
そもそも英語力の前に人と話すこと自体が苦手だったので、外国人と話すとかもってのほかでしたね・・・
英語上達完全マップの効果
約1年、英語上達完全マップに取り組んだ後の状態はこんな感じです。
- 自分が言いたい内容を単語の羅列ではなく文として言える
- ノンネイティブの通常スピードやネイティブのゆっくりしたスピードは問題なく聞き取れる
- 語彙を制限された英語の本ならスラスラと読める
- TOEIC875点
英語上達完全マップの特徴は、とにかく声に出して繰り返し練習することです。
それにより「知ってる」から「使える」状態になるので、スムーズに英語が口から出るようになります。
また多読トレーニングやリスニングのトレーニングも行うので、話すスキルはもちろんですが、読む・聞くスキルもぐんぐん上がりますよ。
<参考>オンライン英会話はいつから始める?ベストなタイミングと初心者が始める時の注意点
メモ
私の場合1日3時間以上割き、短期間に集中して取り組んだので早く成果が出ました。
1日の勉強時間がもう少し少ない場合、時間はかかりますが、マップの内容をしっかりとやり込めば先ほど書いたような結果は得られると思います。
英語上達完全マップのすごいところ
先ほどの成果に「TOEIC875点」と書きました。
私が英語上達完全マップをおすすめする1番の理由は、TOEICの点数が上がることではなく、本当に英語が話せるようになるということです。
日本人は英語の読み書きのレベルは高いし、TOEICで900点以上を取る人もたくさんいます。
けれどまだまだ英語をコミュニケーションのツールとして使いこなせる人は少ないです。
私もネイティブレベルには程遠いですが、英語上達完全マップのおかげで外国人の友達と普通に会話をしたり、英語を使って仕事をできるまでになりました
せっかく英語を勉強するなら、TOEICの点数だけでなく話せるようになった方がいいですよね。
英語上達完全マップなら「英語を話せるようになるために勉強した結果、点数も取れた」という状態になりますよ。
英語上達完全マップに向いている人
英語上達完全マップは英語を独学する人全員に勧めたいくらいおすすめです。
けれど、ボリュームもあるしなかなか泥臭いやり方なので全員に向いている訳ではないと思います。
英語上達完全マップに向いている人
- 基礎から英語を学びたい人
- TOEICの点数だけでなく、ちゃんと英語を話せるようになりたい人
- 一人でコツコツできる人
英語上達完全マップでは中学レベルから文法や文の構造を理解できるようにトレーニングしていきますので、基礎からしっかり学びたい人にはおすすめです。
また先ほど書いた通り、この勉強法ではとにかく声に出しての反復トレーニングを行います。
TOEICで点を取るための勉強法ではないので、しっかり継続すればちゃんと英語が話せるようになりますよ!
しかもリスニングや英文読解の力もつくので、結果的にTOEICの点数も上がります。
全体のトレーニングを通じてほぼ1人で行うことになるので、1人でもコツコツ継続していける人にぴったりです。
反対に、、
- 机に向かって教材で勉強するのが苦手な人
- 既に他の学習法で一通り勉強済で後は実践練習のみの人
には向かない内容です。
英語上達完全マップを制覇するためのコツ
英語上達完全マップはボリュームが多いので、途中で挫折しないか心配もあると思います。
マップを継続するためのコツはこちらです。
継続のコツ
- 勉強を習慣化する
- 英語が話せる自分を想像してモチベーションを上げる
- 今の実力を確かめる場を増やす
コツを掴めばマップを継続するのはそんなに難しくないですよ。
詳しくはこちらの記事でお伝えしています。
モチベーションを上げつつ、マイペースに進んでくださいね^^
英語上達完全マップで使う教材
いざ独学を始めようと思っても、どんな教材を使えばいいか悩みますよね。
独学では教材選びもとても重要です。
英語上達完全マップで使う教材をまとめていますので参考にしてみてください。
→【英語上達完全マップ】で使った教材・参考書まとめ/ トレーニング別に紹介
すべて実際に使ってみたうえで紹介していますので、参考になると思います。
参考
まとめ
英語上達完全マップの全体像についてお伝えしました。
独学する人向けにこんな細かく書かれた本あるの?というくらいやり方が網羅されています。
これから独学で英語を勉強したい人や、きちんとした基礎力をつけたい人には絶対におすすめです。
楽なやり方ではないですが、その分きちんと効果が出ますし英語を話せるの楽しい!と感じられると思います。
本自体も面白いので一度読んでみてもいいかなとは思いますが、やり方についてはこのブログでも詳しく解説しているので是非参考にしてみてくださいね。
マップ仲間が増えるのを楽しみにしています。