英語独学

英語の多読は〇〇から始めないと挫折する!多読のやり方と3つのコツ

2021年3月2日

多読

カフェでコーヒーを飲みながら洋書や英字新聞を読む・・・海外ドラマに出てきそうなシーンで、英語を勉強する人なら一度は憧れますよね。

もし自分が好きな本を英語でスラスラと読んでみたいと思うならまずは「プレ多読」の練習が必要です。

多読の前にプレ多読です。

プレ多読のトレーニングでコツをつかむと、英語の波に乗って読む感覚を身に付けることができます。

実際に30冊以上多読してきた私が、多読のやり方やコツを解説していきます。

多読の前には英語を正確に理解する「精読」が必須となりますので、まだ精読が完成していない場合は先に精読のトレーニングから始めましょう。

→ 英語を正しく読めてる?精読のやり方を解説

多読(プレ多読)のやり方とコツ

多読(プレ多読)って何?

多読とは読んで字のごとくたくさんの文章を読むこと。プレ多読とはこの多読に入る前のトレーニングのことです。

具体的には英語学習者向けに易しい英語で書かれた本やこども向けの絵本などを使ってたくさんの英文を読み、スピーディーに英文の流れに乗って読めるようになることが目的です。

いきなりネイティブ向けの洋書に手を出すと語彙不足や英語の波に乗って読むことができず、ほとんどの方が挫折してしまいます。

プレ多読のやり方と3つのコツ

プレ多読のやり方はシンプル。

多大体意味が分かりあまりストレスなく読めるレベルの本をとにかくスピーディーに読む!これだけです。

その際のコツはこちら。

プレ多読のコツ

  1. 完璧主義を捨てる
  2. すでに日本語で読んだことのある本や内容を知っている本を読む
  3. 自分が面白そうと思える本を読む、つまらなければ途中でやめる

1. 完璧主義を捨てる

精読とは違い、多読ではスピーディーに読むことを重視します。

そのため一字一句理解できなくても、6割程度理解できていればOKです。

分からない単語は前後の文脈で推測するか、どうしても調べないと話の筋が分からない場合のみ調べるようにします。

2. すでに日本語で読んだことのある本や内容を知っている本を読む

昔話や対訳本など、一度日本語で読んだことがあったり大体の話の流れが分かっているものは理解しやすいです。

私はミステリーが大好きなので、日本語で読んだことのあるミステリー小説を探して読んでいました。

3. 自分が面白そうと思える本を読む、つまらなければ途中でやめる

これは日本語の小説や雑誌を選ぶ感覚と同じです。

興味が持てないものは勉強の意識が強くなり、苦痛になってきて続きません。

読んでみて内容的にあまり興味が出ないと思ったら、潔くやめて他の本を選びましょう。

ちなみに「せっかく買った本だから途中でやめるのがもったいない」と感じてしまう場合は、Kindleで読んでみるのがおすすめです。

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プレ多読を始めるタイミング

プレ多読を始めるのは、精読でゆっくりでも英文を正しく読めるようになった頃です。

大学受験などで英文解釈を行い、スピードは遅くても文の意味を正しく取れる場合は始めてもOKだと思います。

多読(プレ多読)の効果

多読の1番の効果は先ほど書いたように「英語をスピーディーに読めるようになる」ことです。

特にプレ多読で6割程度意味が分かっている本をとにかくたくさん読むことで、この感覚が身についていきます。

英語を話すために多読は必要ない?

多読と英語を話すスキルは関係なさそうですが、実は大ありです。

多読のトレーニングによって英語の運用能力が上がり、結果的にスピーキング力も上がります。
(もちろん英語を口からスムーズに出すためのトレーニングも必要です。)

英語上達完全マップ作者の森沢洋介さんも、次のように話しています。

高い英語力の背景には必ず大量の読みがあるからです。例えば、英語のプロ中のプロである同時通訳者は、その完璧なリスニング能力と見事なスピーキング能力ばかりが強調されますが、その裏で膨大な量の英語を日常的に読んでいるのです。プロの同時通訳の中で、英字新聞が読みこなせない人や、生涯に英語の本を一冊も読んだことのない人など一人もいないでしょう。

引用:英語上達完全マップ

日本語でも、本を読む人の方が語彙力があったり話すのが上手だったりしますよね。

プレ多読におすすめの本

①語彙制限本

英語学習者向けに語彙が制限されている本です。

難しい語彙や表現が抑えられているのでストレスが少なく読めます。最初の1冊におすすめです。

例)
*ラダーシリーズ
*ペンギンリーダーズ など

②対訳本

日本語と英語が対訳となって両方書かれている本です。

この日本語は英語でどう言ってるんだろう?と照らし合わせながら読み進めることができます。

③絵本

こどもの頃に読んだことのある絵本はストーリーも知っているので英語でも理解しやすいです。

図書館などでも借りて読むことができます。

プレ多読でおすすめの教材はこちらで詳しく紹介しています。

多読はリーディングの集大成!

多読のやり方とコツについて解説しました。

多読ではまず英語学習者向けに書かれた本を読みまくるプレ多読から始め、とにかく数をこなして英語のリズムを感じながら読む練習をしましょう。

プレ多読のポイントまとめ

  1. 完璧主義を捨てる(6割程度理解できればOK)
  2. すでに日本語で読んだことのある本や内容を知っている本を読む
  3. 自分が面白そうと思える本を読む、つまらなければ途中でやめる

英語をスラスラと読めるようになると、読書が勉強ではなく息抜きに変わります。

また「読む」スキルだけでなく「話す」スキルの向上にとっても役立ちますよ。

-英語独学

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