働きながら英語を勉強しようと思った時に気になるのが、スケジュールの立て方ですよね。
1日のほとんどの時間を仕事に費やしているので、それ以外の時間をどう勉強時間にあてるのかが重要です。
独学に成功している人は、細かなすき間時間を最大限に活用しています。
この記事では、私が実際に英語を話せるようになるまでに行っていた勉強のスケジュールを紹介します。
すき間時間を使って勉強していけば、働きながらでも英語を話せるようになりますよ。
スケジュールの立て方
独学で英語を勉強する場合、当然スケジュールは自分で立てなくてはいけません。
失敗しないためのスケジュールの立て方は、
- 1冊をどのくらいで仕上げるか先に決めて、それを分割する
- すき間時間を勉強に充てれるように調整する
ことが大切です。
・1冊をどのくらいで仕上げるか先に決めて、それを分割する
やみくもにスタートしてもやる気によって消化する量にムラが出てしまいます。
まず、1冊のテキストを何か月で終えるのかを決めて、それを1か月→1週間→1日と細かくしていきます。
1日にやるべき量を毎日消化していけば、自然と達成することができます。
この時、少しだけ余裕をもっておくのがおすすめです。
例えば1か月で終えられそうなページ数が120ページだとしたら、あえて100ページくらいに設定しておく。
そうすればどうしても勉強できない日があっても焦らず進められます。
逆に予定より多く消化できれば、目標以上の量を達成することが可能です。
・すき間時間を勉強に充てれるように調整する
これはかなり大切なポイントです。
働きながら英語を勉強する場合、すき間時間に少しずつ勉強することがカギとなります。
具体的には朝起きてすぐ、通勤中、お昼休み、帰宅後など。
働きながらまとまった時間を作るのは難しいですが、こうしたすき間時間を使っていくと1日3時間ほど勉強にあてることができます。
【実例】1日の勉強スケジュール
実際に私が独学していた際の1日の勉強スケジュールをご紹介します。
後ほど説明しますが、私は「英語上達完全マップ」という本に載っているやり方で独学をしていました。
そこでは「音読パッケージ」「瞬間英作文」「多読」「語彙」など種類ごとにやることが分けられています。
実際に私も種類ごとにすき間時間に入れ込んで勉強をしていました。
<1日の例>
6:00 起床
6:00~6:40 出勤準備
6:40~7:20 音読パッケージトレーニング
7:20~7:40 通勤
通勤中は音読用の教材をリスニングしながらリピーティングやシャドーイング
※車か歩きで通勤してました。
7:40~12:00 仕事
12:00~13:00 ランチ
食べ終わったら多読やニュースチェック(英語)
13:00~17:00 仕事
17:00~17:20 帰宅中もリスニングしながらリピーティングやシャドーイング
17:30~18:00 瞬間英作文トレーニング&オンライン英会話予習
18:00~18:30 オンライン英会話
18:30~18:50 オンライン英会話復習
こんな感じです。いかがでしょうか。
夜は少しまとまって時間を割いていますが、基本的には朝、通勤、お昼などすき間時間に少しずつ勉強していますよね。
これだけでも1日に3時間以上の勉強時間を確保することができます。
ちなみに勉強する内容は、その時の自分のレベルごとに変わります。
例えば上記の例では夜にオンライン英会話がありますが、これは独学を始めて半年くらい経った頃のスケジュールです。
最初の頃はまだインプットが中心だったので、オンライン英会話の部分も音読や文法などをやっていました。
英語に触れる時間を増やすコツ
やる気スイッチがオンになっている時はすぐに勉強モードに入れますが、そうじゃない時もありますよね。
おすすめは日頃から英語に触れる時間を増やしておくことです。
具体的には
- スマホを英語設定にする
- 移動中や家事の間は、PodcastやCNNニュースで英語を聴く
- ドラマや映画もなるべく海外のものを観る
など。
ずっと日本語を話し、日本語で仕事をしているのに、そこから急にテキストを開いて勉強するのはハードルが高いですよね。
結構気合が必要です。
けれどスマホの設定やながら聴きで英語に触れるハードルを低めにしておけば、その後のテキストでの勉強もほんの少しハードルが下がります。
おすすめの勉強法
先ほど少しお伝えしましたが、英語を独学するなら「英語上達完全マップ」がおすすめです。
英語上達完全マップとは、英語教室をやっている森沢洋介さんという方が伝えている英語独学法です。
森沢さんの出している「瞬間英作文」のドンスラポンシリーズは今ではかなり有名ですよね。
このやり方は初心者が独学で、英語の基礎完成(TOEIC900点前後)まで目指すことができる内容になっています。
詳しい内容については別の記事で解説していますので、是非チェックしてみてください。
→ 英語上達完全マップって何?実践してみた効果が予想以上だった
実際に私も1からこの「英語上達完全マップ」に沿って勉強しましたが、TOEIC875点を取り、自分が言いたいことはスムーズに英語で言えるレベルになりました。
まとめ:すき間時間の積み重ねが大きな成長につながる
実際の勉強スケジュールや、長く英語に触れるコツを紹介してきました。
働きながら独学で勉強するのは、簡単ではないですよね。
まとまった時間が取れなかったり、毎日仕事で疲れていたり。
大体のスケジュールを決めておけば、忙しい中でも英語に触れる時間を確保することができます。
そして少しずつ勉強の時間を積み重ねていくことで、気づけば大きく成長してるのです。
まずは自分のスケジュールを立てることから始めて、コツコツ実行していきましょう。